【60歳からの第二の人生】
縄文時代の日本人の平均寿命は15歳にも満たなかったそうです。今から50年余り前の平均寿命は男性50年、女性54年しかありませんでした。それが今では男性79、59年、女性86、44年(平成21年)です。今年は男性も80年を超えたと発表されました。

- 大変を、笑いで吹き飛ばす -
先日の新聞に60歳からの第二の人生をユーモアたっぷりに表現した川柳をまとめた「還暦川柳」の入選作から幾つかの作品が紹介されていました。
・「長生きはしたくないねと ジム通い」
・「長風呂を何度も呼ぶな いきてるぞ」 年寄り扱いする家族に「クレーム」です。
・「宮仕え終えて始まる 妻仕え」妻に頭が上がらない夫の姿をみてしまいます。
・「照れ隠しボケたふりして手をつなぐ」 夫婦の深いつながりを感じさせますね。
・「老いてなお自立・自立と励まされ」 社会を風刺した作品です。
「確かに年を取ると大変なことが増えます。でもそうした状況を笑い飛ばすことで、作った人も読む人も別の視点を持つことができます」とノンフィクション作家の吉永みち子さんは川柳の魅力を語っています。

- 新老人会 -
聖路加国際病院の日野原重明理事長は、知恵を若い世代に伝えようと「新老人会」を旗揚げしました。「75歳からでも新しい自己を開発し知的ならびに人間的成長を求めて更に生きていくことは十分可能」と呼びかけて、この運動のモットーに次の3つを掲げました。
1、愛し、愛されること 2、創(はじ)めること 3、耐えること
会員は1450人に達し、入会申し込み書に「命ある限り何かをしたうございます」と書いた人もいました。そして、今もなお呼びかけは続いています。「天から与えられたいのちを、ただ自分のためにだけ用いるのではなく、家族のため、隣人のため、地域のため、日本のため、そして世界の人類のために生かそうではありませんか。」
聖書のことば。「それで、何事でも自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。」マタイ7章12節